COnCEPT

美容業界歴30年、のべ10万人の女性の肌と体、心と対峙してきました。

身体の不調やお通じを後回しにせずにきちんと対処することが、細胞の若さにつながり病気を寄せない身体つくりにつながります。

結果、100歳でもやりたい事に挑戦できる若い精神と身体を作れるのです。

山本久美子は、美容と健康の不調に寄り添う為の食材選びやセラピーのコツを余さず全てお伝えします。

変化する時代になにが必要でなにが不必要なのか共に学び一緒に乗り越えていきましょう。

1・自分の寿命のかじ取りは、自分でする覚悟をしよう。

人は、なぜ老いたり病気になるのか? 考えたことありますか?病気になると人は、病院に行き検査して医師の診断を受け病名を決定し薬や手術での治療方針を決定します。そして病気が、完治することを目指して治療に専念します。

しかし病気になって病院で治療を受ける前に、なぜ病気になったのかを探る必要が有ります。

なぜなら不調の本当の原因である日々の生活の見直しをせず自分のことを後回しにしていたり、病気になったことを仕事や人のせいにしていると、また病気の再発や慢性的な症状を引き起こしてしまうからです。病院で病名が診断され治療方法が、判れば幸いですが、実は、症状はあっても原因不明や病名があっても今の医療では、治療方法が無い場合が少なからずあります。

コロナ禍でも明らかになりましたが、医療の出来る治療のキャパシティーは、私たちが思っている以上に狭いのです。

自分の寿命は、医療にばかり頼るのではなく自分自身で守る気構えがコロナ禍で再確認できた方も多いのではないでしょうか?

不調が現れたら先ず、自分を見直す事。

日頃の食事や生活習慣、ストレスに対するマインドの見直し等があげられます。これは、自己愛や自己肯定に関係があります。自己否定や自己肯定感が低いと上手くいきません。自分の事を後回しにしがちだからです。ぜひ中途半端ではなくしっかり自分の生活を明らかに見ていく事をしてください。

それが老いや病気を寄せないキーワードになってきます。ですが、自分の人生を俯瞰してみていく事は、結構根気のいる作業なのです。自分が、信じて積み上げてきた過去のパズルを「その積み方間違っている」とあっさり認めパズルを壊さないといけない作業だからです。自分のショックな出来事をいきなり覗いて壊していくには勇気や痛みが伴います。

まず自分を俯瞰してみれる状態にしていく練習法が、私が推奨する快腸マインドフルネスが良いと考えます。大人の自分が、子どもの頃に起きたショックな出来事を俯瞰してみることで、理性的な判断で再構築されると自分に対する健気さを感じ自己愛や自己肯定感が高まったりするんですよ。

実は、私は膠原病の難治性の部類、「剣創状強皮症」と診断されました。自己免疫疾患では通常ステロイド投薬で治療しますが、この病気には、効きません。進行するとたんぱく質が変性して皮膚組織や頭蓋骨の凝縮が起きてきます。さらに進行すると前頭葉も凝縮しきて、てんかんを引き起こしたり稀に死に至ります。この難病は、免疫抑制剤を入院して投与していくことが、唯一の治療法でした。私は、一旦は、入院手続きを終えて治療する方向で入院中のガウンまで新調してましたが、最終的にこの治療を選択しませんでした。

私は、セラピストとして自己免疫の大切さを知っていたし、メンタルと向き合うと自己の細胞を攻撃する免疫も変わっていくと知っていました。つまり自分へのダメ出しを止める事で改善につながると知っていたから決断が出来ました。大学病院の医師からは、「この治療を拒否すると他に手立てがありません。脅すようで申し訳ないですが、最悪は、死にますよ。」といわれ、それでも治療を拒否する私に処方箋も何もありませんでした。 西洋医療では、簡単すぎるほど統合的な治療の選択肢がないんだな~と改めて感じました。

しかし、自分の寿命のかじ取りは、自分でする覚悟もお陰で出来ました。 それからは、快腸マインドフルネスや私の推奨する量子学エネルギー療法のボディートークでマインドと随分向かい合い続けました。 人を癒す仕事をする私なのに、自分を許したつもりでいて実は、まったく許してなかったことも快腸マインドフルネスで解りました。

心の深いところの変容も随分進みました。そして1年後の検査結果では「全項目異常なし」と診断されたのです。

もし、免疫抑制剤で治療していたらこの感染症の猛威を振るう世の中での息苦しさは、何倍にもなっていた事でしょう。

身体の不調は、今の自分のマインドを見直すチャンスです。

不調に気づいてあげて丁寧に自分を見つめなおす事で病気や寿命の有り方が、決まっていきます。。

2・排便力で寿命が決まる

病気の原因のひとつにミトコンドリアで起こる何らかのショックで遺伝子であるDNAメチル化のONとOFFのスイッチが損傷したり暴走したり休んでしまっています。そして身体の中に自覚無しに遺伝子がONのスイッチが入りっぱなしだったり抑えなければならない働きがOFFになっているとがん細胞を抑えられなかったり内分泌機能や免疫機能のアンバランスがやがて大暴走になり、次第に病気になるのです。その遺伝子のDNAですが、自分の細胞のDNAではないとしたら驚きませんか?私たちの身体の細胞は、37兆個の細胞から成り立つと言われています。

しかし私たちの皮膚や粘膜と共存している細菌やウイルス、真菌などの微生物は100兆個を超えるともいわれていてこれらのDNAの方が、人間本体のDNAより100倍以上はるかに多く働いているのです。ですから、身体の微生物の環境を整えることが、病気にならない身体つくりとして着手することが最も手っ取り早いと私は考えています。そして身体の中の細菌が、最も多く生息している腸内を整えることが、健康のカギを握っていて寿命が決まっていくのです。

自分の細胞のDNAではない他の生物のDNAが私たちを生かしている事実をにわかには、信じられないかもしれません。

しかし、そもそも自分の身体は、初めから微生物との共依存ありきで構成されているのです。

先ず、受精卵が細胞分裂して最初に作り上げるのは、口と肛門の消化管です。ミミズやナマコと同じ機能があれば、生命を維持できます。人は、生命を維持する為に初めから外界からの助けがある前提で形成されるのです。

つまり、はじめから私たち人間は、他の生物の働きでエネルギー源を取り入れなくては、生きていけない造りになってしまっているのです。その他者のDNAが、圧倒的に多くこの人間の生命体を維持しているとしたら自分の細胞より、この微生物たちのDNAの環境を良くした方が病気にならずに済むかもしれません。

身体の中で共存している微生物は、主に消化管で生活しています。その種類は、なんと約1000種もあり多様性に満ちています。

この目に見えない微生物の存在や環境の良し悪しが判る唯一の物質が、うんちです。

ロシアのノーベル賞学者Mech-nikovは、腸内細菌が作る腐敗物質こそが老化の原因で、腐敗を防ぐことができれば不老長寿も可能であるという学説を提唱しています。

うんちの出る周期、色、形、固さ、重さ、臭い、を観察することで微生物の環境のバランスが解ります。生命体の営みの基本のインプットとアウトプット、つまり食べたら出すの巡りの良し悪しが、病気を寄せ付けなかったり、反対に病気しやすい体質になったり、最終的に生命体が終わってしまいます。結果、寿命は、排便の良し悪しで決まっているのです。

3・便秘は、メンタルを整えれば9割解消する

心と体は密接に関係しています。とくに胃腸にはその影響がダイレクトにあらわれます。緊張状態が続くと交感神経が優位になり消化活動は停止してしまいます。

便の状態は腸内細菌によって左右されます。カギを握るのが腸内細菌の7割を占める日和見菌です。ストレス状態で排泄が滞ると腸内環境が悪化し悪玉菌が増殖します。そうすると日和見菌は優勢である悪玉菌の働きをするようになるのです。日和見菌だって長いものに巻かれるタイプなんですね。悪玉菌優勢の腸内環境では、免疫が攻撃的に働きます。

便秘解消のいちばんのカギは、食事や運動も大事ですが、まずメンタルを整えることです。

私の元を尋ねられるクライアントさんは、長年の便秘に苦しみ食事や運動の必要性も知っていて実践するものの中々改善しない方がほとんどです。

そのような、治りにくい便秘症の方には、心を見直しメンタルを整えるとおよそ9割の方が、排便力が上がります。その実践で藤岡医院消化器内科ドクター中原和之先生と検証しおよそ9割が排便力が上がったと実証されました。

その実践の結果は、統合医療学会で演題発表し多くの医療従事者から質疑応答を頂き関心を得られました。便通を良くするためには、排便に対するメンタル、すなわち「排便メンタル」をどのように整えるかがポイントです。

メンタルを整えるというと、まず思いつくのはストレスのことだと思います。おいしい食事をしたり、お酒やカラオケ、旅行、運動、ショッピング、自然に触れ合う、ガーデニング、編み物等、人それぞれにお気に入りのストレス解消法が有ると思います。

 でも、そうして一旦ストレスを解消して元気になったとしてもまた同じ環境下にいると同じストレスが溜まってきませんか? 職場や家庭でモヤモヤしたり理不尽な扱いにイライラしても、それが日常なので甘んじてしまいます。

そもそもストレスとは、我慢している感情の原因に蓋をしているプレッサーのことをいいます。ですので、いくらストレス解消に色々やっても、我慢の感情の原因を探らないままだとずっとストレスが残った状態でいることになります。この我慢している感情に気づくのが、本当の意味でのストレスを解消させるということです。

30年間、美容と健康に携わってますが、その理想の花を咲かせるには、自分を取り巻く全ての循環が巡っていないといけません。

例え病気を抱えても命が細くなっていても、「食べたら出す」の巡りを整えることで、明日の希望が生まれます。

必要とされる方へ届けるために、山本久美子オフィシャルでは、美容と健康の情報を発信していきます。